日本医学脱毛学会事務局

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●理事長挨拶●

 

 

 日本医学脱毛学会は医療機関で脱毛を行う医師たちで構成された学会で、設立されてから19年が経ちます。脱毛研修会、脱毛学会学術集会などを通じて、正しい、安全な脱毛術の普及を図り、“脱毛をしたい“という方たちの要望に応えていきたいと考えています。

 小林敏男医師は約30年前に世界で初めて皮膚に熱傷を起こさず、毛の根元だけを焼くことができる絶縁針を発明し、これに絶えず改良を重ね、普及させていきました。また、20年前にハーバード大学ウエルマン研究所でルビーレーザーを用いたレーザー脱毛の研究が開始され、その後、米国サイノシュアー社よりアレキサンドライトレーザーを用いた脱毛機が発売されるようになりました。

 以来、様々なレーザー脱毛機がいろいろなメーカーから発売され世に普及するようになっていきましたが、絶縁針脱毛やレーザー脱毛は医療機関でしか行えません。これまでエステでの脱毛による熱傷、色素沈着、白班など様々なトラブルが報告されています。逮捕者も出ています。脱毛は毛の根元にある毛包を焼くという、れっきとした医療行為です。
 脱毛の経過や生体に対する反応は顔、わき、大腿、陰部、下腿など部位によって微妙に違ってきます。それらの特性をふまえないで行った場合、様々な副作用が起こることがあります。また、女性の毛深いことが副腎腫瘍から産生されるホルモンによることもあり、専門医の診察が必要なケースもあります。

 日本医学脱毛学会およびその会員は、正しい脱毛術が世の中に普及し、脱毛を希望する方々の要望に応えられるようにしたいと願っています。

 

 

平成25年4月1日
日本医学脱毛学会理事長 亀井康二